ここではウィキ上での画像表示のためのマークアップを説明しています。ページ内に画像を埋め込む前に、あなたのウィキでファイルのアップロードが有効になっている必要があります(詳しくはTemplate:Mediawiki参照)。更に、埋め込みたい画像がアップロードされている必要があります。
目次 |
画像を表示するためのマークアップは次の通りです。
[[ファイル:{ファイル名}|{オプション}]]
オプションはまったく指定しなくてもよいし、複数指定することもできます。オプションはパイプ記号(|
)で区切ります。
border
, frame
, thumb
, または frameless
: 表示形式を指定
left
, right
, center
, none
: テキスト内における画像の配置指定
baseline
, sub
, super
, top
, text-top
, middle
, bottom
, text-bottom
: テキスト内における画像の垂直配置を指定
{幅}px
: 指定した幅に画像をサイズ変更
{幅}x{高さ}px
: 幅と高さの上限値に収まるようにサイズ変更。x{高さ}px
とすることで高さだけを指定できる
page=1
: djvu ファイルの表示開始ページを指定
link={リンク先}
: 任意のページまたはURLへのリンク、またはリンクなし (1.14+)
alt={代替文}
: 代替テキストの別指定 (alt=""
) of an image (1.14+)
オプションはどの順番に指定してもかまいません。互いに矛盾するオプションがある場合、原則として後者が適用されます。ただし、表示形式の指定においては、frame
, thumb
, frameless
および/または border
の順に優先されます。与えられた文字列がいずれのオプションにも一致しない場合、キャプション用のテキスト(および代替文)として見なされます。キャプションにはウィキリンクや他の整形マークアップを使うことができます。
以下は各表示形式の指定結果を示す表です。
説明 | 入力内容 | 表示結果
{{../frame|frame=|ex=表示形式の指定なし}} {{../frame|frame=border|ex=border は画像の周りを薄い灰色のボーダーで囲みます}} {{../frame|frame=frame}} {{../frame|frame=thumb}} {{../frame|frame=frameless|ex=frameless は thumb 同様、利用者の設定した画像幅にリサイズしますが、枠がなく、また右寄せになりません}} {{../frame|frame=frameless|2=border|ex=frameless と border の併用}} |
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縦長の画像にサムネイル形式を使った時に他の画像よりも目立つ大きさになってしまう時には、 upright
オプションを使うと、より適切なサイズに調整されます。
なお、 thumb={ファイル名}
のようにすると、サムネイル用に違う画像を指定することができます。
frame
および thumb
を使う時には、デフォルトの配置は right
になります。
説明 | 入力内容 | 表示結果
{{../frame|frame=|ex=配置指定なし}} {{../frame|frame=none|ex=noneを指定}} {{../frame|frame=center}} {{../frame|frame=left}} {{../frame|frame=right}} |
---|
text text [[ファイル:Example.jpg|20px]] text text [[ファイル:Example.jpg|20px|baseline]] text text [[ファイル:Example.jpg|20px|sub]] text text [[ファイル:Example.jpg|20px|super]] text text [[ファイル:Example.jpg|20px|text-top]] text text [[ファイル:Example.jpg|20px|middle]] text text [[ファイル:Example.jpg|20px|bottom]] text text [[ファイル:Example.jpg|20px|text-bottom]]
は以下のように出力されます(結果をわかりやすくするためにテキストに下線を引いています)
text text text text text text text text text text text text text text text text
サイズ指定は表示形式によって反映のされ方が異なります。
border
のみが指定されている時には、サイズ指定がそのまま反映されます。
frame
を指定すると、全てのサイズ指定が無視されます。
thumb
および frameless
では縮小は可能ですが、画像のもともとの大きさを越えて拡大することはできません。
サイズを指定しない時の表示結果については、上記の表示形式のセクションを参照してください。
表示形式 | 縮小 | 拡大
{{../size|frame=}} {{../size|frame=border}} {{../size|frame=frame}} {{../size|frame=thumb}} {{../size|frame=frameless}} |
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<gallery>
タグを使って、簡単にサムネイルのギャラリを作成できます。マークアップは次の通りです。
<gallery> ファイル:{ファイル名}|{キャプション} ファイル:{ファイル名}|{キャプション} {...} </gallery>
画像ファイルの指定を角括弧で囲まない点に注意してください。
キャプションは指定してもしなくてもかまいません。リンクなどの整形が使えます。
例えば
<gallery> ファイル:Example.jpg|項目 1 ファイル:Example.jpg| [[Help:Contents/ja]] へリンク ファイル:Example.jpg ファイル:Example.jpg ファイル:Example.jpg| ''イタリック体のキャプション'' ファイル:Example.jpg| "{{PAGENAME}}" のページ </gallery>
は次のようになります。
Help:Contents/ja へリンク |
|||
ギャラリータグにはいくつかのパラメータが指定可能です。
<gallery {パラメータ}> {画像} </gallery>
caption={キャプション}
: ギャラリーのキャプション
widths={幅}px
: 画像の最大幅
heights={高さ}px
: 画像の最大高さ
perrow={整数}
: 一行あたりのセル数
コロン (:
) を ファイル:
の前に追加すると、画像をページ内に埋め込む代わりに、ファイルの説明ページへリンクします。
[[:ファイル:Example.jpg]] [[:ファイル:Example.jpg|Sunflowers]]
は次のようになります。
ファイルの説明ページを通らずにファイルに直接リンクするには疑似名前空間の “メディア” を使用できます。
[[メディア:Example.jpg]] [[メディア:Example.jpg|Sunflowers]]
は次のようになります。
外部リンクと同じ構文を利用して外部サイトにあるファイルにリンクすることが出来ます。
[http://url.for/some/image.png]
リンクラベルを変えるなら
[http://url.for/some/image.png リンクラベル]
あるいはあなたのウィキで設定が有効になっていれば( Template:Mediawiki参照)、外部サイトのファイルを直接埋め込むこともできます。その場合は、ただURLを埋め込むだけです。
http://url.for/some/image.png