テラリアでは、ダメージの計算は単純な引き算で行われています。
しかし実際には内部で複数の工程を経た、細かい計算が組み込まれています。
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ダメージは以下の式で求められる。
ダメージ=(攻撃力±15%)-守備力÷2
攻撃力には±15%の範囲のランダム補正によりダメージの幅が変動する。
ダメージの最低値は1で、守備力による減算後に修正される。
クリティカルが発生していた場合は、その後2倍になる。
最後に、小数点以下を切り捨てた結果が実際のダメージとなる。
武器の攻撃力はコンディションと装備のダメージ%が計算され、最終的な攻撃力が決まる。
計算式は共通。コンディションと防具の計算は別途で行い、計算処理がわずかに異なる。
攻撃力+(攻撃力×ダメージ%)
防具の計算は、コンディションより後に行われる。
コンディションの攻撃力はコンディションのページの表の数値を代入し、小数点以下を偶数丸め(0.5を偶数の方向に丸める)した値を攻撃力とする。
ゲーム中に出ているダメージ%の表示は、この結果から計算した値であり、表の数値とは異なる。
つまり、端数処理後の数値から逆算しているため、攻撃力の低い武器は振れ幅が大きくなる。
例:こわれたきのハンマー(ダメージ-50%)、れいこくなどうのオノ(ダメージ+33%)
その後、防具とアクセサリーによる攻撃力補正がかかる。全ての装備を合算した数値をダメージ%として計算する。
防具には近接や間接ダメージなど、特定の攻撃力のみを上げる効果があるが、当然ながら近接武器には間接ダメージ等は計算されない。
コンディションとは異なり、小数点以下は切り捨てとなる。
なお、小数点表現の精度の都合上、たまに値に誤差が生じることがあります。
(0.1を2進数で表すと0.0001100110011…となるため)
そのため、計算結果と実際の攻撃力に差が出る場合があります。
(実例を挙げると+20%の時、攻撃力5の武器のダメージが増加していない。 PS3版1.27にて確認)
コンディションと防具の計算は別で行われ、その度に小数点以下が処理されているため、
例えば元の攻撃力が8の武器で、コンディションにより+15%、アクセサリーで+10%ならば、合計+25%で10になるはずだが、
実際には、コンディションは端数が丸められて13%になり、アクセサリーの10%分が切り捨てられ、最終的な攻撃力は9になる。
シュルーム防具の頭装備と、まほうのやづつは特定の間接武器の攻撃力を上げる。
また、マナちゅうどくのデバフのにかかっている時は、魔法武器の攻撃力を下げる。
これは防具のダメージ補正の後に別途計算され、小数点以下は切り捨てとなる。
シュルームヘッドギアとまほうのやづつを同時に装備した場合は合算され、弓の攻撃力が1.25倍される。
なお、弾薬には適用されない。
ゆみやのポーションだけは特殊で、実際のダメージ計算時のみ行われ、弓と矢の攻撃力を合算してから計算される。
そのため、アイテム説明欄に表記される攻撃力の数値は変化しない。
実際のダメージ計算時には、攻撃力にさらなる補正が行われる。
この補正の後、守備力による減算とクリティカル等の処理が行われ、最終的なダメージが決まる。
ダメージに幅を持たせるため、さらにランダムで攻撃力が変化している。
その範囲は±15%、つまり85~115%の範囲で攻撃力が変動する。
内部的には85から115の範囲の整数から100で割った数をランダムに選択し、小数点以下で四捨五入(0.5を常に切り上げ)するため
例えば、攻撃力30の場合は26~34、低確率(1/31、115%の時)で35となる。
殆どの攻撃にはこのランダム補正が計算されるが、落下ダメージやようがんに触れた時など、一部には例外もある。
モンスターが放つ飛び道具やトラップなどは、プレイヤーに対してはダメージが2倍になる。
これは他のNPC等には一切影響を与えない為、NPCへのダメージはプレイヤーの半分になっている。
なおこの補正はランダム補正が行われた後、守備力の減算前に行われる。
ランダム補正で端数は整数に丸められてれているため、最終的な攻撃力は必ず偶数になる。(実際はこのあと守備力減算が行われるため、ダメージは奇数にもなる。)
Wikiに記載されているダメージはこの補正後のダメージを記載しています。(モンスターにも効果を与えるトラップ類は両方併記)
実攻撃力はこの数値を半分にすることで計算可能である。
ちなみに実攻撃力は半分であるため、ランダム補正時の四捨五入の関係でダメージに差が出ている。
例えば攻撃力20の場合は17~23のダメージを与えるが、計算時は半分の10なので9~11、低確率で12となり
実際のダメージは18~24と、僅かに大きなダメージになる。
ダメージはしゅび力を上げることによって減らすことが出来ます。ダメージ減少量は守備力の半分です。
防具の守備力は全て整数で、合計は単純な加算となります。
また減算後に端数を切り捨てるため、奇数の守備力は1大きい偶数と同等になります。
従って守備力が奇数の時には、守備力を1増やしただけでは何の効果を得ることはできません。
守備力による減算の結果、ダメージが0以下になった場合は1に修正されます。
そのためどんなに守備力が高くても、攻撃を受ければ最低でも必ず1のダメージは受ける。
なお、モンスターに対して攻撃を行った時限定で、クリティカル時のダメージは守備力が偶数の時は偶数に、奇数の時は奇数になります。
モンスター以外ではクリティカルは発生しないため、プレイヤーには影響はありません。
にんたいのポーションとビートルシェルの防具セット効果はダメージを割合で減らします。
例えばにんたいのポーションの効果は10%なので、ダメージ-(ダメージ×10%) を計算し、小数点以下を切り捨てます。
両方の効果がある時は、忍耐→ビートルの順で別々に計算されます。
なおこの2つの計算式はわずかに異なり、
にんたいのポーションは守備力の端数を保持して計算(奇数時にダメージが僅かに増加)するが、ビートルシェルは端数を無視して計算する。
また端数は切り捨てになるため、1未満のダメージは0になりますが、ビートルアーマーの効果がある時はダメージが1に修正されます。
ちなみに、にんたいのポーションでダメージが0になってもダメージ判定は通常通りなので、無敵時間やライフ回復速度の低下等は発生します。
25ブロックより高いところから地面に落ちるとダメージを受ける。その計算式は以下の通り。
ダメージ=( 高さ(ブロック数)-25 )×10-守備力÷2
1m(2ブロック分)高くなる毎にハート1個分(ライフ20)も失うダメージなので、洞窟等で高い所から飛び降りる場合は注意すること。
10x6の家で集合住宅を作ると、5階建ての天井の高さがちょうど25ブロックになる。
この高さであれば、低い所に落ちない限りダメージを受けないので、居住区を作る際の参考に。
5階建ての家の屋根から落ちても平気なプレイヤーはもはや人間でない。
落下ダメージ無効のアクセサリーを装備したり、ふゆうのポーションを使用した場合はダメージを受けない。
また落下中に以下の行動をとると落下距離がリセットされ、ダメージを回避または軽減できます。